北辰一刀流に入門して(総本部道場 渡邉 宗一郎)

門弟投稿

一年の計が建てられた!

昨年、北辰一刀流に入門してから、一歩を踏み出す大切さを感じる機会が多くありました。それで、初めて、元旦に連続素振りに挑戦しました。

先輩方は10000本とか3000本とかですが、私は先輩の方に遠く及ばず、300本×2回がやっとでした。それでも、今までの最高本数を更新したのです。

そして得た気づきは「辛いことに目を向ければ苦しくなり、希望に目を向ければ楽しくなる」ということでした。

やはり雑念を消すには、ある程度の本数をこなす必要がありますね。途中から、「腕が痛い」「これ姿勢大丈夫か?」「音うるさくないかな?」と、素振り以外の思考が勝手に出てきます。

そして、ある程度の本数になると、意識が苦しいところに行き、体がしんどくなるのですが、時々、しんどさが薄れる瞬間があることに気付きました。

それに気づき、あえて痛い部分から意識をズラすようにしてみると、余計な力が抜けてきました。

すると、「あ、これならいけるかも!」「意外と何とかなるかも!」と、前向きな気持ちが出てきました。

始める前や、しんどくなっている途中は気が重いのですが、やってみると案外出来てしまうもの、つまり、苦しいとか大変だと思うことを乗り越えてしまうと、かえって今まで大変だと思っていたことが楽に思え来ることが分かりました。

1年の計は元旦にあり。

元旦の経験や学びは今年1年のひな型。

今年はそんな感じを得たので、自分の枠を広げられるように、成功以上に、成長の機会を重視していきたいと思います。

どうぞ宜しくお願いいたします。

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